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我が家にSuperTakumar55mm/F1.8がやってきた!!

2010 年 7 月 12 日

先週にヤフオクにてスーパータクマー(SuperTakumar)55mm F1.8をとうとう買いました。
もうすでにレンズ沼にはまってます(^^;
このレンズアトムレンズとか放射能レンズといわれるタイプです。
ヤフオクの写真でたぶん型番からそのような感じがしておりましたが今回ばらして見て間違いないようでした。
使っていてあまり良い感じしないですが・・・・。
私の3畳部屋の工作室&釣り部屋です。(煩雑としておりますが(^^;)

スーパータクマー55mmF1.8

スーパータクマー55mmF1.8

いわゆるアトムレンズは、間違いなくレンズ自体が放射線(酸化トリウム)の影響で黄変しているといわれますがこの写真では、あまりわかりません。
実際にみても若干黄色がかっているのかな?程度でした。(なぜかシグマのパンフレット)

このレンズは、簡単に分解清掃ができるレンズとしても有名なので埃や汚れがあったので予定通り早速やってみます。

あらかじめピントリングをまわして撮影距離を最短撮影距離(0.45m)に合わせます。

すると化粧リング部分がせりあがってきます。

レンズにすっぽりと入る大きさのビニールテープに厚手の両面テープを張っただけ、ちょうど化粧リングにあいます。

後ろに見えるのは、家にあるテープをかき集めてレンズの直径にあうものを探した遺物です。
反時計回りにまわすと綺麗に取れました。

内部のねじが6個見えます。2個づつ計6個です。この2個対になっており対の左側を3個はずします。

するとあらかじめピントリング部分(せり上がった部分)が外れます。

残りの3個のねじをはずすとレンズユニット部と絞り機構部に分かれます。

写真左が絞り機構部分で右側がレンズ部です。その後、写真は、撮り忘れてしまいましたが右側のレンズ部分の前玉および後玉の溝きり部分をかに目レンチ等でまわすと綺麗に外れていきます。


普通のピンセット(若干大きめですが)の先端部を研いで精密ドライバーの先端くらいまで細くすればかに目レンチの代用となりました。

上の写真は、写真左から前玉-前玉の筐体部分+レンズ-後玉筐体部分+レンズ-後玉の順

ちょうど写真中央からやや右側の白手の上にのっているのが後玉ですが、これがいわゆるアトムレンズです。

写真の左に見える前玉レンズと比較して見るとその黄色が明らかにわかりちょっと気味悪いですが、数時間の使用では、そこまで神経質になることは、ないようです。

10cm離れれば通常の地上界にある自然放射線レベルのようですので保管もそのまま置こうかと、一応子供のおもちゃにならないようにだけ気をつければいいのかなと。

その後、分解のおおむね逆順にて組み立てましたが絞り機能が上手くいかなかったので3回ほど分解&組み立てを繰り返しなんとか1時間ほどで組み立てました。

ということでEOS40Dに装着!!

EOS40D+スーパータクマー 55mm F1.8

EOS40D+スーパータクマー 55mm F1.8

オールドレンズも意外にもいいかも。

どこかノスタルジックなカメラになりました。

Tv(シャッター速度)1/125 Av(絞り数値)1.8 ISO感度400

Tv(シャッター速度)1/125 Av(絞り数値)1.8 ISO感度400

開放での最短距離撮影(0.45cm)での1枚

ビールじゃなく発泡酒なのは、我が家の実情が見えてしまいますが・・・・(^^;

オールドレンズのボケ味も結構良い感じです。ホワイトバランスをオートにしているせいか特に黄色が強くなることは無いようです。

Tv(シャッター速度)1/2000 Av(絞り数値)1.8 ISO感度200

Tv(シャッター速度)1/2000 Av(絞り数値)1.8 ISO感度200     ブーゲンビリアの花

Tv(シャッター速度)1/2000 Av(絞り数値)1.8 ISO感度200

Tv(シャッター速度)1/2000 Av(絞り数値)1.8 ISO感度200       さくらんぼの木(あまりサクランボがみえませんが・・・・)

屋外での撮影ですが、色味も問題ないようです。

このレンズもいいですね。送料込みで1500円だったんで・・・・。こうやってレンズ沼にはまっていく・・・・・・。

そうこうしているうちにまた落札してしまった(^^;

同じタクマ

そうです。もう沼にどっぷりと浸かってました(笑)

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