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yahaヘッドフォンアンプ 6922バージョン

2017 年 12 月 25 日 Comments off

以前から気になっていたyahaアンプなるものを年末年始の休みで作ってみようと12月上旬より部品を色々とネット通販&ヤフオクにて購入しました。

yahaって何? と思い調べてみると正式には”Yet Another Hybrid Amp”と呼ばれる真空管とオペアンプを使用したハイブリットなアンプのことだそうです。

yahaアンプで検索すると色々と作られている方がたくさんいますね。

色々と調べると真空管を使用したアンプだと200Vとかの高い電圧で使うものらしいのですが、このyahaアンプは、12VのDCアダプターを使用して昇圧せずそのままの電圧で使うところがミソなんだそうです。

ということでこのYAHAアンプに必要なのは、真空管、12VのAC-DCアダプター、アルミケースそのほかは、普段アルトイズ缶ヘッドホンアンプなどで使用した抵抗、電解コンデンサなどがあるので流用できるものは流用します。

まず真空管ですが、6DJ8というタイプの真空管がメジャーなんだそうです。


6DJ8 Matched Balanced Pair [並行輸入品]

結構な高値です。

そのほか6DJ8の互換品や高信頼管などとして6922(欧州名E88CC)や7308(欧州名E188CC)などがあるそうです。
ロシアの6N23P(ロシア語: 6Н23П)、中国の6N11も互換品とされているそうです。ヒーター電圧が7ボルトの7DJ8も同機能とされているそうです。
(by wiki)
とありましたが、何を間違えたか手っ取り早く買いたかったためロシアの6N1Pというものを注文してしまいました。(^^;)

ロシア製真空管 6N1P (6DJ8 ECC88 6922) VOSKHOD (2本セット)

上記のように6DJ8の互換品のように書かれていますがヒーター電圧6.3Vと同じですが電流が600mAで6DJ8は、365mAとほぼ倍の電流が流れるようです。
そのほかの数値は、よくわかりませんが互換品ではないというのが公の見解だそうです。

ということで気を取り直して

ヤフオクにて以下の真空管を購入しました。

一番左     6N1P ・・・・・ AMAZONにて購入 2本で859円

2番目    7DJ8 ・・・・・ ヤフオクにて購入 1000円

3番目    6922 ・・・・・ ヤフオクにて購入 1000円

4番目    12au7 ・・・・・ ヤフオクにて購入 650円

 

意外にリーズナブルに購入できました。しかし、NOS(New Old Stock 新古品)などは、1本で3000円や5000円などのものもあるようです。

真空管も今は、作られていないので相場としては上がり気味ですね。

そして下記の12Vのアダプターをハードオフにてゲット 108円!!

4.16Aなのが気になりますが・・・。

箱については、こちらの商品

タカチ電機工業 YM型アルミケース YM-100

この大きさがちょうど加工しやすい大きさですね。

加工する道具は、小型のプロクソンのルーターです。
先っぽが交換できるので重宝しますしちょっとした作業だと室内でもできます。

今回の作業は、アルミ片が散乱して掃除するのがいやになり途中から場所を変えて自宅の木工作業場にて作業しました。

こんな感じでドリルで穴あけしてからニッパーで切ってからやすりがけ

あとは、平型やすりできれいに?研磨加工してそれなりの形になりました。

 

ただコンデンサの2つ穴ですが中心がずれてしまいすこし見栄えが悪いですね~。

最初にポンチ穴等で印をつけるほうが吉でしょう。次回は、そのようにやりたいと思います。

真空管ソケットの準備、一応接続部は、熱収縮チューブで覆いました。感電、漏電対策。

一応各色のケーブルがあるので真空管ソケットにそれぞれに色分けして取り付けました。

元来、真空管アンプ作成の際は、高圧は、赤ケーブルとかあるそうです。9色法や5色法などあるそうですが今あるケーブルでとりあえず自分がわかるようにしてみました。

ヒーター 黄色

アース 青色、白色

グリッド 灰色

プレート オレンジ色(写真では、赤色に見える)

独自の5色法?です。

 

色々と考えた挙句に、ラグ板と底部に新設して抵抗等を設置、電解コンデンサは、外側につけるので上部裏側にプリント基板を取り付けました。

 

他の方のやり方を見たいのですがほとんど完成図しかないのでこの辺は、もっとうまいやり方があるかもしれませんが

とりあえずの1号機なのでこれのやり方でやってみます。

ということでいきなり完成の写真となりました。

スパゲッティ配線ですが、気にしないでください(笑)

それなりに音は、出てます。

ヒーターも熱くなっているのが見えます。

ちなみにこちらの回線図は、こちらのサイト様白ケーブルさんとこちらのサイト様 情熱の真空管も参考にというかほぼそのまま~です。

そのうち若干の改良した回線図を載せたいと思います。

追記 2018.1.1 yaha1_by_taka に書きましたので回路図をアップしました。もし間違いがあればご指摘いただければ幸いです。

プレート電圧が高めでしたのでグリッド抵抗を若干修正しました。1Mオーム → 500kオーム

 

それなりというのは、ケーブルが太すぎて強引につめると音が出なくなるときがあります。

なので現在は、蓋を開けたとんでもない格好で音楽聴いてます(^^;)

6922が一番聞きやすいですね。7DJ8もいいけど少し厚みがないというか低音がでない。

よく言えばおとなしい感じでしょうか?

12AU7は、ヒーター電圧を変更していないので試していません。

6N1Pは、高周波がでていて音も小さいので抵抗などを設定変更すればいけるかもしれません。

また、6N1Pが真空管の中で一番に熱くなってました。素手で無理なくらい。

次は、もう少しマシなものを作ろうかと思います。

そういえば、LEDランプもボリュームつまみもつけていなかった・・・・。

追記H29.12.27

配線の見直しとグリッド抵抗値を1Mオームに戻しました。

LEDについても12Vから配線して470オームをかましてちょうどいいくらいの電圧になりました。

7DJ8および6922の真空管どちらもいい音を奏でているようです。

この前作ったワンコインD級アンプ経由でスピーカーから音だししてます。

 

回路図を見ていただけるとわかりますが、グリッド抵抗を1MΩで固定にすると左右差が結構あり、プレート電圧で右側は、7.4V

左側は、6.8Vくらいで左の音だけ少し小さかったです。真空管の個体差などあるようです。

そのため多回転半固定抵抗で調整しました。多分500kΩ位の抵抗+1MΩ半固定抵抗で調整すれば6N1Pなどの真空管にも対応できるかもしれません。

2号機の製作で色々と試してみたいと思います。

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